伸幸苑ケアハウス しあわせ

ケアハウスは、お元気な高齢者をはじめ日常生活に身体的な不自由を感じておられる方の生活を支援する居宅施設です。
ケアハウスしあわせで「少しでも長く、元気で自分らしい生活を」送っていただけるように介護します。

2024年11月01日 日中はまだ暑さも残りますが、朝晩は冷え込み、そろそろ紅葉も美しい季節が近づいてきました。10月は寺本のだんじり祭りがあり、2階席から、またもっと近くで見たいと仰る方は1階に降りて見ていただきました。以前お住まいの地域で行われていただんじり祭りを思い出し、涙される方もいらっしゃいました。威勢の良い掛け声に皆様も一緒になって体を揺らしながら、まるでご自身も地車を担いでおられるようでした。また運動会では豆掴みに挑戦!小さな豆をよーいドンという合図で一斉にお箸を使って隣の器に移します。最近では見たことのない皆様の真剣な表情。必死になって箸先に神経を集中させ掴んでおられました。出来た人からハイ!と手を挙げてアピール。グループ戦、個人戦と白熱した戦いでした。来月は、また美味しい物を作って皆様に提供します。きっと食堂中、ある匂いで充満することでしょう。今から私たちスタッフも楽しみにしています。上手く作れると良いですが・・。
2024年10月01日 朝夕が急に涼しくなり寝苦しい夜からやっと解放されました。電気代の心配も少しの間、しなくて済みそうですね。9月は敬老の日があり、お赤飯を炊いてお祝いをさせていただきました。また若い人にはまだまだ負けておられないと午後からは風船バレーを楽しみました。風船を落とさないように目でしっかり追い、普段腕が上がらないと仰る方も、この日はなぜかスッと腕が伸びポ~ンと跳ね返されていました。美味しい物を食べて、楽しみながら体を動かすことができ、皆様からは「満足満足!またして!」と嬉しいお言葉を頂きました。また今年のシルバーフェスティバル(サンシティホールで開催)では書道の日に書かれた作品を展示しました。来場されたお客様からは「こんな綺麗な字を書かれるんですね。」「施設に居ても楽しみもあるんですね。」と優しい表情でご覧になっていました。来年3月の展示会までに皆様がどんな作品を作られるのかスタッフも楽しみにしています。今月は秋の大運動会を予定してします。さてさてどんなエピソードがあるか来月のブログを楽しみにしておいてください。
2024年09月01日 熱中症警戒アラートが連日続く中、暦の上では8月7日に立秋を迎えました。ケアハウスの皆様は大きなケガや病気もなく、8月を元気に過ごされました。8月22日、いつもお世話になっている給食業者の方のご指導のもと、皆様と一緒に手打ちうどんを作りました。日頃のリハビリ成果の見せどころです。「昔、家で作っていたよ。」というM様は楽しそうに思い出話を聞かせてくださいました。徐々に柔らかくなる生地を手や足で実感しながら、茹で上がったおうどんはこしが強く、クーラーが効いた食堂で頂く温かいおうどんの美味しいこと。おまけに天ぷらは揚げたてです。大きな海老にさつま芋、大葉・・。お代わりされる方も居られ評判は上々。やはり食べることは皆様にとって最大の楽しみのようですね。勿論、スタッフも・・。23日は地蔵盆です。皆様の健康、施設の繁栄、地域の安全をご入居者様と一緒に手を合わせてお祈りしました。コロナでお誘いできていなかったので参加された方より「こんなに丁寧なことされていたんですね。」というお言葉を頂きました。 来年は屋上から花火も一緒に見られたらいいですね。
2024年08月01日 先月のブログでお知らせしましたゴーヤが立派に育ちました。皆さまが心待ちにされていたケアハウスの夏の風物詩【ゴーヤの佃煮】がスタッフの手により完成。お食事時には、「美味しいから私の所に配るの忘れないでよ!」と、普段小食の方でもゴーヤの佃煮があると食欲アップ。この猛暑もケアハウスの皆様は元気に過ごせそうです。 また七夕の日を前に、年に一度会えるとしたらどなたに会いたいですかと質問をさせていただくと大半の方が「お母さん!」と仰っていました。お母さんという存在はいつまでもいつまでも人の心に温かい光を灯しているのです。 お母さまに再会することは難しいですが、ご入居者様其々の願いが実現できるようにスタッフ皆であらゆる方法を考えて可能性を広げていきたいと思います。
2024年07月01日 スタッフによる手作りのかやくご飯が提供されたある日のこと。ささがき牛蒡のいい香りに包まれた食堂から外を眺めるとベランダには緑一色のゴーヤのカーテンが初夏を思わせます。暑い日差しを遮ってくれるのは勿論ですが、緑が一面に見えるのは本当に心が癒される思いです。時々、ダンゴ虫もひょっこりご挨拶に来てくださいますが、お帰り頂くようにお願いしています。ケアハウスの皆様はスタッフから「水分をしっかり摂りましょう。」と、口うるさく・・いえいえ優しく促されながら体調にはご自身でも気を付けておられます。じめじめとした鬱陶しい梅雨を乗り越え、ご入居者様には毎日笑顔でお過ごしていただけるように、支えるスタッフ自身もまた健康には要注意です。